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(Sat)23:11

夢二の想い

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3月11日14時46分
あの東日本大震災から6年 
祈り♰

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いろいろあり 折れそうになる心 
ブロ友さん達の励ましに
たかがブログ されどブログ
心の交流が嬉しくて。

儚く切ない夢二の詩に、
なぜか今 想いはめぐります。

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【夢二の想い】

 動かぬもの 
     竹久夢二
 
その日から
とまつたままで動かない
時計の針と悲しみと。


   「露台薄暮」昭和三年
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「待てど暮らせど
 来ぬ人を
 宵待草のやるせなさ
 今宵は月も出ぬさうな」

大正時代に流行して今なお歌われている『宵待草』は、
恋のせつなさ、やるせなさを竹久夢二が作詩したものです。


明治43年 房総・銚子に避暑に出かけた夢二27歳の夏 
同じく夏休みに帰郷していた長谷川カタ19歳と出会い、
彼女に心を惹かれた夢二はつかの間の逢瀬を持ちます。

しかし結ばれることのないまま、夢二は帰京。
タカの父親は娘の身を案じ結婚を急がせました。
翌年、再びこの地を訪れた夢二は彼女が嫁いだことを知り、
自らの失恋を悟ります。

いくら待っても来るはずのない恋人を思い、
夢二は悲しみに暮れる胸の内を一篇の詩に綴りました。

『宵待草』は、恋多き夢二が避暑地で出会った少女に寄せた、
結局は実ることなく終わったひと夏の恋を詩にしたものです。

『宵待草』の原詩
     1912年 雑誌「少女」に掲載

遣る瀬ない釣り鐘草の夕の歌が
あれあれ風に吹かれて来る

待てど暮らせど来ぬ人を
宵待草の心もとなき

想ふまいとは思へども
我としもなきため涙

今宵は月も出ぬさうな

※モチーフの「待宵草」は、夕暮れ時に黄色い花を開き、
 夜に咲き続けて朝にはしぼんでしまう。
 黄色以外は特に月見草とも呼ばれる。

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市内に夢二ゆかりの老舗料亭があります。
夢路が立ち寄った部屋には直筆の美人画が飾られています。
でも少し敷居が高くて・・・


  春ゆかば 
        竹久夢二

泣けるときには泣くがいい
もうたくさんだといふほどお泣き。
笑へるときには笑ふがいい
もう笑へないといふほどお笑い。
青春がだんだん過ぎると
泣くことも笑ふことも
出来なくなるときがくる。


   「春のおくりもの」昭和三年

出典:竹久夢二乙女詩集・恋 石川桂子編 河出書房新社

いつからだろう
心から泣くことも笑うことも
なくなったのは・・・

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