2017_04
19
(Wed)22:36

花影~桜と母への思い


満開だった桜も強風雨に
桜吹雪となって宙に舞い、地表や川面に散り
もうすっかり葉桜となってしまいました。

岩崎眞美子さんの「和ごよみで楽しむ四季暮らし」に
心に留まる一文がありました。

 年を重ねるごとに桜の花が慕わしく、
 懐かしく感じられるようになりました。
 人生であと何回桜の花を見ることができるのかな・・・
 人間よりも儚いようで、実は人間よりもずっと長い間生きて、
 毎年花を咲かせ続ける桜


「🎶貴様と俺とは 同期の桜」
若くして戦場に散った多くの命

「花は桜木 人は武士」
桜も武士もぱっと咲いてぱっと散る、
散り際、死に際の潔く美しいが一番

そんな言葉も意識にあり儚く散る桜花には憐れを覚ていたのですが、
桜木の寿命は
■ソメイヨシノ 60年(栽培のため短命)
■山桜 200~300年
■江戸彼岸桜 500年以上
儚く憐れなのは実は、桜木から見れば人の方かも知れません

「花は桜木 人は武士」は続きがあります。
『花は桜木、人は武士、柱は桧、魚は鯛、小袖はもみじ、花はみよしの』
※「みよしの」は吉野の桜
 一休宗純禅師の言葉とか。
150810 21;56;27 お月さま - Let it GO! - Yahoo!ブログ 014  
花影(かえい)】 
月の光などによってできる花の影。
特に、桜の花の影。「春宵の
花影
(デジタル大辞泉)

「桜吹雪」といえば童謡『花かげ』
作詞者大村主計が少年の頃
桜吹雪の下を人力車にゆられて隣村に嫁いでいった
姉の花嫁姿を見送った切ない思い出を詞にしたもの。

岩崎眞美子さんの「和ごよみで楽しむ四季暮らし」に、
もう一つこの童謡の思い出が書かれています。
私にも同じような母の思い出があり想いが重なります。

花を散らす春雨にぼんやりと浮かび上がる朧月

※著作権に配慮し要約すると、岩崎さんの思いが正確には記せないので、
一部を引用します。


 桜が散る頃のせいか、朧月夜は何となくもの悲しく、
 センチメンタルな気分になります。 
 朧月を見るたび甦る懐かしい思い出があります。

 小学校に入ってまもない頃
 仲の良い父と母が珍しい大げんかをして、
 夜、母が何も持たず家を飛び出してしまった。
 私は泣きながら母の後を追いました。
 母は近くの公園のブランコに一人佇んでいました。
 空にはぼんやりと朧月。
 ブランコで揺れながら、母が教えてくれたのが「花かげ」でした。
 桜散る満月の夜にお嫁に行ってしまった姉を見送る女の子の歌。
 その子の気持ちが母を必死で追った自分の気持ちに重なるような気がして、
 しんみりしてしまったのを今でもよく覚えています。


出典:「和ごよみで楽しむ四季暮らし」 岩崎眞美子 学研パブリッシング

  
花かげ🎶
十五夜お月さま ひとりぼち
桜吹雪の花かげに
花嫁すがたのおねえさま
(くるま)にゆられてゆきました


 花かげ♪ 鮫島由美子


お気に入りの母に関する詩や名言を幾つか。

  靴下
      竹久夢二

ほころびた靴下を捨てるのは惜しくはありません
ほころびた靴下をつくろふやうに
ほころびた心をつくろつて下さつた
母がいないのが寂しいのです。

出典:竹久夢二乙女詩集・恋 石川桂子編 河出書房新社

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by Corpse Reviver

「お母さんというのは、子供たちのくちびるや心にある神さまの名前」
  ウィリアム・メイクピース・サッカレー

「もしあなたを想うたびに一輪の花を手に入れられるなら、
 私は花畑の上を永遠に歩いていけるでしょう」
  クラウディア・ガンジー

「過去を懐かしまない人は、母親のいなかった人だけである」
  グレゴリー・ナン

「神はすべての場所にいるわけにはいかない。ゆえに神は母を創られた」
  ユダヤの諺

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